メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ体内時計の役割をし、睡眠に誘い込み維持する作用があります。メラトニンは光によって分泌が調節され、明るい光を浴びると分泌が抑制されます。そして習慣性睡眠時間の1~2時間前になると分泌が始まり、副交感神経を優位にさせ、深部体温や血圧、脈拍を下げ入眠しやすい状態にします。分泌量は年齢によって変化し、新生児ではほとんど分泌されず、その後急激に増加し5~7歳頃が最大となり、その後減少し続け高齢になるとほとんど分泌されなくなります。メラトニンは奇跡のホルモンと言われる程、睡眠以外にも様々な作用があります。リンパ球や単球の表面にはメラトニン受容体があり、刺激して免疫細胞を活性化させ免疫力を高める作用があります。また癌細胞の増殖を抑制する効果があるとされています。抗酸化作用もあり活性酸素から細胞を保護してくれるため、老化防止に効果があります。そのためアルツハイマーなどの予防に期待できる可能性があると研究が進んでいます。この抗酸化作用による老化防止効果は、美容面でもアンチエイジングとして注目されています。メラトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから作られますので、トリプトファンを多く含む肉や魚、豆類などを摂る事が大切です。